迷子猫予防:「特別」なゴハンは重要<編集後記No.14>
「ごはんちょーだい」中のてんちゃん。
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てんちゃんを探している時に捕獲器を使った話はご紹介しましたが、
捕獲器だけでなく、餌場を作って居場所をなんとか追い込んでいった時に、やはり重要だったのが「ゴハン」でした。
てんちゃんはうちに来てから尿道結石をわずらい、尿管を短くする手術を受けているので、たまにあげるおやつを除いて、普段は病院で指定された結石対策のドライフードしか基本的には与えていませんでした。
そして結果的にはそれが迷子捜査の時は功を奏しました。
というのも、やっぱりちょっと豪華なものには文字通り食いつきが良かったんですよね。
最終的に保護した時も、人間の目で見てもおいしそうな魚の缶詰にがっついている最中でした。
そしてその餌付けポイントは、捜索期間中、一番最初にまたたびのおやつを食べた場所でした(うちに来てからは1度もまたたびをあげたことはありませんでした)。
もちろんネコちゃん達も、普段の生活の中で食を楽しむ人生(猫生?)があってもいいと思うので、質素なものだけをあげていればそれでいい、とは思いませんが、ふだんからあまりにも豪華な食生活を送っていると、迷子になった時のサバイバル生活にあっという間についていけなくなってしまうかもしれませんし、ちょっとやそっとのものでは餌付けしにくくなってしまう可能性があります。
なので、豪華なおやつはたまにのご褒美として与えてあげる、、、くらいがちょうどいいのかな、と思いました。
迷子になることを想定してそういう備えをしておくっていうのもなんだか変な話ですが、でもきっとその方が猫ちゃんの健康のためにもなるような気がしてます。
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