猫はブログを書かない

迷子猫探し55日間で向き合ったあれこれ。猫を飼うとは。気持ちと向き合うとは。

てんちゃんが唯一ムキになる瞬間<迷子後の日常:No.3>

こんにちは、てんの飼い主です。

 

いつも穏やかでオトナなてんちゃんが、唯一アグレッシブになる瞬間があります。

 

それは・・・

 

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焼き魚!

 

野良だったてんちゃんは我が家にやって来たばかりの頃は、

 

「ゴハンは自分で獲ってくるもの」

 

という意識が強烈にあったようで、家中のものを片っ端から食べてしまっていました。

 

帰ってきて玄関をあけたらカラのポテチの袋が落ちていたり、のど飴を個別包装の袋ごと食べちゃって、病院に駆け込んだこともありました(「のど飴食べる猫なんて、前代未聞ですっ!」と獣医さんに怒られました、、、)。

 

それまで10年近く一緒に暮らしていた飼い犬のコルクはそういうことを一切しない子だったので(生後1ヶ月半からうちにいて、ゴハンに困った生活を送ったことがないので)、油断してお菓子なんかもキッチンにむき出しのままおいていましたが、てんちゃんが来てからしばらくはフタのしまる容器の中にしまうようにしてました。

 

ゴハンを並べた食卓にも平気でぴょ〜んと飛び乗って物色しようとするので(涙)

 

「てんちゃん。もうゴハンに困る生活は終わったんだよ。私たちが毎日ちゃんとお腹一杯になるようにゴハンを出してあげるから、安心して」

 

と、何度も何度も語りかけたものでした。

 

中でも焼き魚が出てくる日は目の色が変わり、一度なんて、ほんの一瞬夫が食卓から目を離した隙に、焼き鮭をまるまるくわえさろうとし、気づいたわたくしの

 

「こらーっ!」

 

という声にビックリして飛び退いた瞬間、鮭が宙を舞い、床に叩き付けられ、鮭フレークの出来上がり、、、なんて哀しい事件が勃発したこともありました。

 

そこから数ヶ月経って、やっと

 

「ゴハンは待っていれば出てくるもの」

 

と理解したてんちゃんは、家中を家捜しすることも、食卓にのぼることもしなくなりましたが、唯一、焼き魚の時だけは例外で、未だに鋭い反応を示します、、、。

 

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くれないのか。

 

くれないのかっ。

 

あまりにしつこいので、毎回ちょっとだけお裾分けします。

 

でもてんちゃんは、尿道結石をわずらって、生死の境をさまよった経験があるのでゴハンは基本的に療養食のカリカリです。

 

いつもこれか、

 

 

これを

 

 

食べています(ずーーっと1種類のものを食べ続けると、ある時点で突然アレルギーを発症する場合があるので、この2種類を何ヶ月かに1度の割合で適度に入れ替えて食べてもらってます)。

 

でも、わたくしだって、毎日同じものだと飽きる・・・。

 

たまにはアイスとかも食べたくなる(た、たまにじゃなくて、いつも・・・?!)。

 

なので、焼き魚の日は、ちょこっとだけてんちゃんにもお裾分けしてあげています。

 

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塩分強いので、本当にほんのちょっと。

 

それでも必死すぎて目がよってます。

 

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まだか。

 

まだなのか!

 

本当は思う存分食べさせてあげたい気持ちで一杯なんですが、でも毎日焼き魚だったらありがたみもなくなるよね、ということで、こんなカスみたいなひとかけらを、恩義せがましくあげているのでありました、、、。

 

さて、次はいつ焼き魚にしようかな。。。

 

こちらの記事もあわせて参考に・・・!

 

雄猫に発症し易い尿道結石について。

 

ニャンコは犬よりもNGな食品が多いです。どうぞお気をつけ下さい!!

neko-maigo.hatenablog.com