<迷子猫探し/No.1>ことの発端(2015年7月2日午後10時半、失踪)
失踪直前のてんちゃん。このあとに立ち寄ったサービスエリア(SA)で行方不明になってしまいました...。
【今回の迷子ネコ事件のあらまし】
■迷子になった猫:名前「てん」(去勢済みの♂・推定5歳)
■迷子にしてしまった飼い主:わたくし・ダンナ(東京在住)
+飼い犬(11歳)
■迷子になった場所:自宅から約90km離れた旅の帰途の関越道のサービスエリア(上り線)
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もともとてんちゃんは、飼い犬と一緒に何度も遠出の旅行を体験していて、本人もノリノリで車に乗っていた(ように見えた)ので、わたくし達もあんまり深いことを考えずに今回も旅行に連れ出しました。
ただ今回は、不慣れな土地で数泊した後、片道8時間近くかけての大移動だったので、疲れもあってか途中でてんちゃんは車内で大騒ぎをはじめてしまい収拾がつかなくなってしまいました。
そこで、ちょっと外の空気でも吸わせようと、だんながリードとハーネスを付けたてんちゃんを抱っこして車の外に出ました。
わたくしは疲れていたので飼い犬とそのまま車の中に残っておりました。
しばらくすると、
ガガガガガーーーッ!!!
という音とともに、目の前をものすごい勢いで走り去るてんちゃんが横切りました。
血相変えたダンナも横切る...。
@o@; ??????
あまりのことにあっけにとられて一瞬身動きが取れませんでしたが、次の瞬間、ま、まずい、、、と思い、犬もそっちのけでわたくしも猛ダッシュであとを追いました。
しかしSAの建物の角を曲がったところでてんちゃんの姿はこつ然と消えてしまいました。
悪夢のはじまり...
折しもSAはスマートインターの工事の真っ最中。
工事現場の人達に聞いても、猫なんて見なかった、とのこと。
飼い犬を車からおろし、しばらく一緒に探し回ってみましたが、全く見つかる気配がありません。
騒ぎを聞きつけたSAの従業員の人や、たまたま居合わせた休憩中の人なども、一緒に探してくれましたが、もうどこにもてんちゃんの姿は見当たりませんでした。
その間、30分くらいでしょうか。
大変なことになってしまった......。
何とも言えない感情がぶわーーっと押し寄せてきました。
てんちゃんがからっぽになったハーネスとリードを手に呆然とするダンナ。
もっとキツいハーネスを付けていたら。
いや、休憩なんてしなければ。
いやいや、もっといえば、旅行なんてつれて来なければ。
ありとあらゆることが頭を駆け巡りました。
が!
後悔も反省も泣くのも、ぜーんぶ見つかってからすればいい!
こういう時、いつもどういう訳か妙に冷静になるわたくしは、あっという間にパチンと頭が仕事モード(?)に切り替わりました。
そこでまず、色んな関係各所に連絡をとることにしたのです。
この時ほど、スマホの有難さを噛みしめた瞬間はありませんでした。
(続く)
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