迷子猫予防:犬も猫も、わかっている<編集後記No.21>
つかず離れず。でもお互いがだれか、ということはそれぞれよくわかっています。
*****
アニマルコミュニケーターのIさんに
「コルクちゃんとてんちゃん、きちんとそれぞれを紹介し合ってあげてください」と言われ、
そこからてんちゃんの迷子期間を経て、今、てんちゃんがうちの家族の一員になってから約2年半経ちました。
てんちゃんの迷子期間中は、毎日コルクに「てんちゃんを探しているんだよ」と話していましたし、いよいよ帰ってくるかも?!という日には、「また一緒にてんちゃんと生活してもらえるかな」とコルクに語りかけました。
そんなこんなもあったので、2匹の距離はてんちゃんがうちにやってきた当時よりかはなんとなく和やかなものにはなりましたが、それでも基本、2匹はつねに等間隔で、いまだに密着することはありません。
でもてんちゃんは留守番がコルクと一緒だと安心するようです。
コルクが私たちと外出していて、てんちゃん一人で留守番しているときは、みんなが帰宅するとてんちゃんは玄関まで走って出てきますが、コルクがいる時は私たちが帰って来ても、爆睡していて布団から出てきません。
コルクはコルクで日々の生活の中でてんちゃんがどんな行動パターンで動いているのか、見ていないようでちゃんとチェックしているようです。
つい先日、帰宅後にてんちゃんが布団をかぶったまま出てこなかったので、冗談半分でコルクに向かって
「てんちゃんを探してくれる??」
とつぶやくと、フゴフゴフゴフゴ...と、てんちゃんがいつも座ったり寝たりしている場所を家中片っ端から探して歩いていました。
で、見つけられないとなると、ものすごく困ったような顔をする、、、(笑)。
あまりにしょんぼりしているので、それとなく布団をめくって
「もしかして、ここにいるかも?!」
と伝えると、勢いよく鼻を突っ込み、てんちゃんの顔をみつけて
「いたーーーっ!」
とぶりぶりしっぽをふってました。親ばかですが、とてもかわいかった。
そんな風に、彼らはみーんな、ちゃんとわかってるんです。
わかってない、って思うのは簡単ですが、わかってると思って一緒の目線で色々接していると、楽しいことはきっとたくさん見つかります。
ぜひ無駄だと思わずに、試していただけたらな、と思います。
こちらの記事もあわせて参考に・・・!