迷子猫予防:室内で飼っている猫ちゃんの「お散歩」は必要?<編集後記No.16>
旅行中のてんちゃん。今はちょっと怖くてこんなことうかつにできません、、、。
*****
お問合せいただくメールの中に、たまに
「室内で飼っている子を、『お散歩』の途中で逃がしてしまいました」
というケースをお見受けします。
これはうちと似たようなケースなので、逃げていってしまった時の呆然とする気持ちは想像に固くありません。ただただびっくりして、そのあと現実にもどって大変なことになった、、、!!と焦りますよね。
お気持ちお察しいたします。
この時、うちのてんちゃんがそうだったように、猫ちゃんが「自分は外に捨てられてしまった...!」と思ってしまっていると厄介です。
そうなると、無事でいる姿を見つけても、なかなか飼い主さんに近寄ってきてくれない可能性もあります。
なのでまずは、「捨てた訳じゃないんだよ!」ということを伝えながら、大至急逃げていった先を徹底的に探してみてください。
いじけていなかったとしても、猫ちゃん自身パニックになっていて、どこかの軒先で声も出せずにうずくまってしまっている場合もあります。そんな時は、1、2度通りがかっただけでは出てきてくれない可能性があるので、何度か繰り返し、名前を呼びながら探してみてください(10回だめでも、11回目に成功するかもしれないのが迷子猫探し、なので)。
ここから先は迷子ネコ予防の話になりますが、やはりお外に連れていく時に、本当にその「お散歩」は猫ちゃんが望んでいるものなのかどうか、よくよく猫ちゃんの様子を見ていただけたら...と思います。
ずっと家に閉じ込めておくのが忍びない、という親心もあってのことかと思いますが、もしかしたら猫ちゃんは外に出るたびに緊張しているかもしれません。
もしくは、猫ちゃん自身が外に出て行きたがるそぶりを見せるから連れ出している、ということなのかもしれませんが、その場合はもしかしたら根本的に飼育環境を見直す必要があるのかもしれません。
出て行きたいっていう猫ちゃんを閉じ込めておくのはかわいそうですが、かといって外に出せば、それ相応のリスクは覚悟しなければなりません。
じゃあ一体どういう飼い方をすればいいの??というのは、はっきりいって私にもわかりません。
ただ唯一いえるのは、
うちの子に限って、大丈夫!
ってタカをくくっていると、結果、とんでもないしっぺ返しをうけるはめになります...(うちがそうでした、、、=_=;;)。
どうかコトが勃発した後に後悔のないよう、猫ちゃんと自分たちにとってどういう在り方がベストなのか、たくさん猫ちゃんとコミュニケーションを取って、暮らしていっていただけたらなと思います。
こちらの記事もあわせて参考に・・・!